うにおです。
おいもが旅立って、7日が経ちました。
先週の今頃、ぼくたちは目の前の現実に呆然としていました。
夜も更けてくると気温はどんどん下がり、外を見ると雪が降っていました。
雪が大好きだったおいも。雪が積もれば大喜びでした。
庭に出ては雪合戦、公園に行けば猛ダッシュをしてたっけ。
シンシンと降る雪を眺めながら、おいもを迎えにきたんかな・・・と
うに子はポツリと言いました。
それから数日後、おいもは大好きだった我が家の庭の一部となりました。
あれから冷たい雨が降り続きましたが、今日の昼は春を感じる陽気となりました。
窓に目を向けると光が差し込んでいて、
窓の外からいつものようにおいもが庭に誘っている気がしました。

ええもん見せたるさかいに、ちぃっと出てきまへんか
庭に出て、花壇に目をやると・・・

クロッカスが花を咲かせていました。
大雪だった先週とはうってかわって、春の息吹を感じました。
おいもが「わてが咲かしたってん」と得意気になっている姿が見える気がします。
クロッカスの横では、チューリップが次々と力強く芽を出していました。

季節が巡って春が来て、おいもが眠る我が家の庭は新しい生命力で満ちていました。
おいもが色々なカタチに姿を変えて、いまも我が家で生きているようで胸が熱くなります。
花咲かいも爺さん、「ちちんぽん ぱらりんぱらりん」と、庭一面を花でいっぱいにしておくれ。